「どうするー?買っちゃう?そろそろ。中古あるし」
「え、でも… だめなんでしょ」
「だめじゃないよー。パパも買っていいって言ってたもん。クリスマスプレゼントにしようかなーと思ってたけど、クリスマスったらまだ大分先だし、もう買っちゃってもいいかなって」
「え、いいの?」
「欲しくないの?」(ハハは欲しい)
「欲しいけど、本当にいいの?」
「いいよー買おう」
「やっぱり… いらない」
「いらないんなら、買わないよ」
「いいよそれで」
「まじですか」
「…まじです(涙」
「本当の気持ちを言ってみな」
「欲しい…けど」
「これください」
チーン
「良かったね、こどり。買えたねー」
「ゴメンナサイ!!(うぇん」
「へ?」
「買ってくれて、ごめんなさい(うぇーん」
なんじゃその罪悪感は?
でもいそいそと帰って遊びまくる母と子。
出張合間にたまたま帰宅した父も参戦。いい買い物でした。
そうそう
こどもってやつわ
気を使ってるんだよ
やさしいこ なんだよ
家族のこと、家のことを
ほんとよくみている
とまともちっちゃいころ
高いのと安いのがあって
ほんとは
高いのがよかったけど
安いの選んだことがあってね
けっきょく
家に帰ってわんわん泣いちゃったよ